この度、第25回圧迫性脊髄症研究会を開催させていただくことを心より御礼申し上げます。
2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行し、オンサイトの集会で皆様とお会いできる機会が増えました。オンラインの活用により、集会の開催形式の幅も広がりましたが、今回は、オンサイトのみでの開催とさせていただきました。対面でのご討論を通して、ご発表いただくテーマのひとつひとつを、掘り下げていただきたいと思っております。
本会のテーマは、「超高齢社会における脊髄症治療戦略」といたしました。生活環境の改善や医療水準の上昇に伴い、本邦の平均寿命は年々延伸しております。お元気で過ごされているご高齢の方も増える一方で、平均寿命と健康寿命の差は縮まらず、運動機能低下の予防と治療には、課題が山積されています。実臨床では、診療技術の進歩により、脊椎脊髄疾患治療の安全性や成績は向上しているものの、高齢者の予備能には限界もあり、様々な悩みやご苦労が多いかと存じます。東京大学整形外科の大島寧先生より、特別講演としまして高齢者の脊椎疾患診療をテーマにご講演を賜ります。また、第一線で脊椎脊髄疾患の診療にあたられているご施設、先生方より、18題の演題をご登録いただきました。多くの演題のご登録に感謝を申し上げるとともに、いずれも興味深い内容で、拝聴することを楽しみにしております。ご参加の皆様には、深く、熱い、ご討論をよろしくお願い申し上げます。
第25回圧迫性脊髄症研究会
会長 和田 簡一郎
(弘前大学 整形外科)
超高齢社会における脊髄症治療戦略
2024年2月24日(土)13:30~17:45
AP東京八重洲 K+L ルーム
〒104-0031 東京都中央区京橋1-10-7
3,000円
プログラム
詳細は会員ページで公開しています。
演題募集のご案内をご確認ください。
旭化成ファーマ株式会社 岩田 敏信
E-mail:iwata.tn@om.asahi-kasei.co.jp